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  • 藤井風「Love Like This」レビュー|初聴きの衝撃と深読みポイント【ファン目線&歌詞考察】

    藤井風さんの新曲が出るたびに、私は必ず発売日0時にイヤホンを準備して待機します。
    2025年8月の最新シングル「Love Like This」も例外ではありませんでした。
    配信が始まり、最初の1音が流れた瞬間に「これはまた新しい藤井風だ」と鳥肌が立ったんです。「Love Like This」は、穏やかで包み込むようなメロディの中に、藤井風らしい芯の強さが息づいています。
    英語と日本語を織り交ぜた歌詞は、何気ない日常を深い愛のメッセージに変える力を持っていて、深夜の一人時間や夏の夕暮れにぴったり。

    曲を聴いた第一印象

    最初のピアノの音が、まるで夜風が部屋に入ってくるように優しい。
    サビに向かうにつれて、心拍がゆっくり上がっていく感覚。
    Spotifyで聴いていたのですが、気づいたら曲が終わる前に「リピート」ボタンを押していました。

    https://storage.spincoaster.com/media/2025/06/13131854/Fujiikaze-Prema_A.jpg


    音楽的な特徴

    • アレンジ:ベースラインが控えめながらも心地よく、低音が全体を包む
    • 構成:静かなAメロ → サビで一気に広がる音の空間
    • ボーカル:囁くような優しい発声と、サビの芯のあるロングトーンの対比が魅力

    ※私は音楽を趣味で録音しているのですが、この曲はミキシングの段階でボーカルの空気感をかなり活かしている印象を受けました。

    歌詞の魅力と考察

    藤井風の歌詞はいつも「英語と日本語の自然な融合」が特徴ですが、今回特に印象的なのは英語部分の比率が高いこと。
    「Love Like This」というフレーズの後に続く短い日本語が、感情の“芯”を突くように響きます。
    これは、海外リスナーにも意味が伝わるようにしながら、日本語話者にはさらに深いニュアンスが届く二重構造になっているように感じます。

    ミュージックビデオ体験

    YouTube公開と同時に視聴。
    都市の夜景と自然の映像が交互に映り、まるで「現実と理想の間」を漂っているような感覚になります。
    映像の色味が温かいのに、どこか切なさを残すのも藤井風らしい世界観。
    個人的には、MVラストで風が少しだけカメラに笑いかける瞬間が印象的でした。

    https://imgs.ototoy.jp/news/image.php/101270/0

    ファンとしての推しポイント

    • 深夜ドライブにぴったり(車内で聴くと低音が映える)
    • 夏の終わりに聴くとエモさ倍増
    • 歌詞の英語部分を自分なりに訳してみると、より感情移入できる

    まとめ

    「Love Like This」は、藤井風の音楽が持つ“懐かしさと新しさの共存”を体現した楽曲です。
    ただ聴くだけでなく、自分の生活のどの瞬間にこの曲を合わせるかで、感じ方が変わるはず。
    まだ聴いていない方は、ぜひイヤホンで静かな時間に味わってみてください。